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日 時 |
原発事故における日本とアメリカ──情報のコモンズ 98
福島原発事故の Timeline 47
★(1月26日〜)
1月26日
アメリカの原子力規制委員会(NRC)はテロ対策として全電源喪失に備えていた。
保安院はかねてNRCの技術指導を受けていたが、電力会社等には伝えていなかった。
この対策がとられていれば事故の拡大を防げた可能性があると asahi.com が報じている。
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2012/01/30 20:29 |
丸写し、改竄、抹消──情報のコモンズ 97
福島原発事故の Timeline 46
★(情報の捏造と隠蔽──集中テーマ 2)★
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2012/01/30 20:06 |
原発サイトは「十分に管理されている」とは到底いえない──情報のコモンズ 96
福島原発事故の Timeline 45
(1月22日〜)★
1月22日★
放射線源(原発サイト)が十分に管理されているか、どうか。
これが IAEAやICRP の定義する、「事故が緊急事態から脱したといえる基準」だ。
原発推進機関たる IAEAやICRP のこの定義からしても、福島は「安定化」したとはいえない。
格納容器(2号機)に内視鏡が入ったが、溶け落ちた核燃料がどこにあるのかもわからない。
内部は放射性ガスで充満し不気味なノイズの光になって輝いている。(1月20日)
格納容...
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2012/01/27 17:22 |
年間基準値が20ミリ・シーベルトへといまや曖昧に弛められてゆく──情報のコモンズ 95
福島原発事故のTimeline 44
(1月16日〜21日)★
1月16日★
二本松市に完成した3階建てマンションで毎時1マイクロ超の放射線量。(Yomiuri Online)
警戒区域の福島県浪江町の採石場の石を原料とするコンクリートが建設に使われていた。
この採石場からは原発事故後、県内の19社に計約5200トンの砕石が出荷されている。
二本松市では、1階の4世帯の住民には転居してもらう方向で、国や県などとも協議する。
マンションには12世帯が居住。市は小・中学生を対象に積算線...
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2012/01/25 11:47 |
避難区域の再編で「警戒区域」のオフ・リミットは解除されるのか──情報のコモンズ 94
福島原発事故の Timeline 43
(1月9日〜)★
1月9日★
日本のメディアは福島原発の出来事を正しく報道しているだろうか。
フリー・ジャーナリストの David McNeill が The Japan Times 紙上で問うている。
「そうは思えない」と答える日本のフリー・ジャーナリストの声をも紹介しながら続ける。
東電は事故の深刻さを隠し財政支出を抑えようと懸命だが、それに報道からの批判はない。
その一例が「地下ダム」だ。いまやブラック・ボックスの様相を呈する原子炉にど...
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2012/01/09 13:01 |
原子力産業におけるアメリカのヘゲモニー──情報のコモンズ 93
福島原発事故の Timeline 42
(1月6日〜)★
1月6日★
日本の原子力産業はいまもアメリカのヘゲモニーのもとにある。
世界政治におけるアメリカのパワーの衰えと中国の擡頭で多元化が進んではいる。
しかし、こと日本に関する限り、いまもアメリカの掌の中にあるというほかはない。
"Atoms for Peace"(アイゼンハワー演説)が合言葉になって原発の時代は始まった。
アメリカ中心の国連機関 IAEA が設立されたのがその4年後の1957年であった。
核の軍事利用を査察す...
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2012/01/06 13:03 |
「安全性」と「経済性」のはざまで──情報のコモンズ 92
福島原発事故の Timeline 41
(12月27日〜)★
12月27日
住民を抱え込むのにはカネを使ってきたが、住民を守るのにはカネを使わなかった。
安全確保の法律があるのに、自由化の美名のもとその法律からさえも「規制緩和」が進み、
すべてが電力会社の「自主規制」に任された結果、コストのかかる防潮堤などを作らなかった。
毎日jpがそのことに触れて、08年にすでに出ていた福島への大津波予測のことを記している。
福島原発に15メートル超の津波が押し寄せる可能性があるとの予測が出てい...
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2012/01/05 14:46 |
四十年ものの老朽原発 Mark 1 型機──情報のコモンズ 91
福島原発事故の Timeline 40
(12月23日〜)★
12月23日★
事故調査・検証委員会の審査が進んでいるようだ。
1号機・3号機の炉心溶融、さらには水素爆発の起こった要因が焦点になろう。
東電の幹部はもちろんのこと、現場の作業員の判断や機器の操作の是非も問われる。
加えて40年ものの老朽原発、GE設計の Mark 1 型機のことも問題にすべきだ。
複雑な仕組みが批判の的となり、同型機はそのほとんどが廃棄されている。
1号機の問題は、冷却水を送り返す非常用復水器(IC)...
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2011/12/23 22:43 |
政府はウソばっかりと作業員はいう──情報のコモンズ 90
福島原発事故の Timeline 39
(12月16日〜)★
12月16日★
原子炉が安定したと首相が宣言した。「冷温停止状態」に入ったと政府と東電はいう。
7月までのステップ1(浄化冷却)のあとを受け、今日をもってステップ2を達成したのだと。
今後は、避難区域の見直しや大規模な除染への取り組みを本格化させることになる。
テレビはそう伝えたが、「言っている意味が理解できない」と作業員。(東京新聞の潜入ルポ)
「俺は日本語の意味がわからなくなったのか。言っていることがわからない。」
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2011/12/19 20:27 |
廃炉は未知の道──情報のコモンズ 89
福島原発の Timeline 38
(廃炉の願望、最終処分の絶望──集中テーマ1)
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2011/12/14 10:35 |
廃墟と化す警戒区域に核廃棄物を閉じ込めていいのか──情報のコモンズ 88
福島原発事故の Timeline 37
(12月12日〜)★
12月12日★
人々の生活はもどらない。原発周辺をはじめとして危険区域は広く残る。
そのうちの一つ浪江町の現状を、米誌National Geographicが独自取材によって伝えている。浪江町は、日本政府によって立ち入り禁止の「警戒区域」(no-go zone)として指定された。
原発から20キロ圏内の円周内にある2市、5町、2村のうちの一つである。
区域内のどの市町村とも同様、「人間不在」の人間共同体というに等しい。町...
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2011/12/13 10:07 |
「コモンズの悲劇」の根幹にあるもの──情報のコモンズ 87
福島原発事故の Timeline 36
(12月7日〜)★
12月7日★
淡水化処理施設の水漏れで汚染水が海に流れ出たのが3日前の12月4日。
ストロンチウムが主だが、汚染水総量は約150リットルと東電が発表した。(毎日jp)
これまでの度重なる流出でも問題になったが、放射性物質の海への放出にも限度値がある。
今回の流出線量は東電によれば260億ベクレルで、年間限度値の12%に当たるという。
漏洩の場所や原因は不明だが、沖への拡散で濃度は6万分の1に薄められるとしている。
「魚類...
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2011/12/07 12:35 |
再び問う、基準値、規制値、限度値とは何か──情報のコモンズ 86
福島原発事故の Timeline 35
(12月1日〜6日)★
12月1日★
文科省は小中学校の給食について放射性物質の限度値を40ベクレル/kg と決めた。
今日1日までに、東日本の17都県の教育委員会にそのむね通知した。(47ニュース)
給食の食材について40ベクレル/kg 以下まで計測できる機器を備えること、
40ベクレル超を検出した場合はそのまま子どもに提供はしないことを求めている。
ヨーロッパ諸国からの強い批判のなかで、国が安全の目安を示すのは初めてのこと。
10月...
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2011/12/05 12:12 |
緊急時を脱したといえる条件は何か──情報のコモンズ 85
福島原発事故の Timeline 34
(11月27日〜)★
11月27日★
緊急時を脱して回復期に入ったと政府も東電もいう。
警戒を促しながらではあるが、マスコミも政府と東電に同調する模様だ。
放射線源という言葉があるらしい。国際放射線防護委員会(ICRP)がキーワードにしている。
放射線源が管理できる状態にあるかどうか。管理できない状態を緊急時だとする。
それを脱して回復期に入ったとするには、管理できるようになってきたことが最低条件だ。
国と東電は、福島原発の現状を、いったい...
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2011/11/29 10:51 |
廃炉を躊躇した挙げ句の果てにいまや遠くなった廃炉への道――情報のコモンズ 84
福島原発事故の Timeline 33
(10月9日〜)★
11月9日★
廃炉のチャンスはあった。もっと早くに、しかも最も合理的なチャンスが事故まえにあった。
少なくとも1号機に関する限り、40年という法的な使用年限を迎えて廃炉が検討されていた。
しかし事故直前の2月7日、機器の不具合を各所に残しながら、使用延長が決定された。
とくに非常用ディーゼル・エンジンの不調がいわれながら東電の無理押しが許されたのだった。
事故以後にもそれが尾を引いた。米NRC提案の冷却法を廃炉を恐れて拒絶...
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2011/11/11 17:49 |
過酷な労働環境で苦闘する下請け作業員たちの不満は募る──情報のコモンズ 83
が福島原発の Timeline 32
(10月31日〜)★
10月31日★
下請け作業員からの内部告発を受けとめ毎日jpが独自取材で伝えている。
福島第1原発の西門の外に「作業員用シェルター」と名づけられた施設が二棟ある。
シェルターといえば避難所のことだが、ここでは敷地内と変わらない作業が行われている。
ところが敷地内の諸施設のようにいわゆる放射線管理区域には設定されていないということだ。
シェルターは原発のすぐ外にあって原子炉にも近い。敷地内にはこれより遠いところもある。
...
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2011/10/31 13:14 |
弥縫策に明け暮れてないでモトを絶つ試みを──情報のコモンズ 82
福島原発事故のTimeline 31
(10月27日〜)★
10月27日★
何が起こっているかを国民のすべてが知るべきだ。
誰にでも開かれた大きな場で、いま何をなすべきかをみんなで考えたい。
東電は地下ダムと海中ダムで原発を囲い込む計画を進めていた。
ところが地下ダムは諦め海中ダムだけを建設することになったと毎日JPが伝えている。
こういうこと一つを取っても、我われにはそれに関与しうる何の術もない。
わずかな報道に接するのみで、本当には何が起こっているのかさえわからない。
いま...
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2011/10/27 10:23 |
黒塗り手順書の一部だけの公開がかえって何かを語っている──情報のコモンズ 81
福島原発事故の Timeline 30
(10月23日〜)★
10月23日★
黒塗り手順書はどうなったのか。
驚いたことに黒塗りを非難した衆院科学・イノベーション推進特別委員長は交代させられ、
それと同時に、委員会での東電幹部や保安院の参考人質疑は見送られたそうである。
国と東電が何を狙っているかが逆にそれによって推測がつく。地震原因説の隠蔽だろう。
残るは一部保安院に提出された文書の公開がどうなるかだが大したことは期待できない
1号機では事故当時、非常用復水器(IC)が的確に操...
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2011/10/25 23:24 |
フクシマの経験を共有するために──情報のコモンズ 79
福島原発事故の Timeline 28
(10月12日〜14日、16日)★
10月12日
原子炉の温度を100度以下に保つ「冷温停止状態」の定義にようやく公然と疑問が呈された。
今日、新工程表について専門家の考えを聞く意見聴取会が福島県いわき市で開かれた。
本来の『冷温停止』とは圧力容器を開けても放射性物質の放出がない状態を指すのであって、
現在の第1原発に適用できる言葉ではないしそれが目標になるようなことではないとの指摘。
東電が目安にしている圧力容器底部の温度は、溶融した燃料の...
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2011/10/18 20:50 |
チャイナ・シンドロームへのひそかな怖れ──情報のコモンズ 80
福島原発事故の Timeline 29
(10月15日〜22日)★
10月15日
Yomiuri Online による
保安院は事故発生後2週間の3月25日、最悪の事態のシミュレーションを行っていた。
独立行政法人の原子力安全基盤機構に委嘱し、考え得る危険な事態を想定し試算した。
メルトダウンを起こし、溶けて落ちた核燃料が格納容器のコンクリートの床を突き破る。
核物質が地下に浸透して地球被曝の状態に。これを「チャイナ・シンドローム」とい...
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2011/10/18 16:18 |